スズとみすずと

 

仕様:オンデマンド (ペーパーバック)
ページ数:256
ページサイズ:B6

出版社: デザインエッグ社(2020/5/11)
定価:¥2,600+税


木村貴好(著)
 MyIsbn版 : Kindle  
〈概 略〉  
高校3年生のみすずは、学園祭の準備をしていたとき、スズメの妖精?とツキヒコという古代日本の神霊?の訪問を受け、不思議な霊的な交流が始まる。その後、物語の舞台は海に近い大学へと進み、みすずは、親友さつきや新しい霊人との出会いを通し、生命とは、自然とは、進化とは何かを探究していく。

前著『スピリチュアル自然学概論』の入門的な位置づけの学園系スピリチュアル小説。
主人公みすずの心の成長に合わせて、フィヒテ哲学、シェリングの自然哲学、霊的な進化論の可能性、新しい自然観がもたらす未来などについて展開される。
 


著者より〉
 今西自然学では及ばなかった、根源的な力について、ドイツ観念論や神秘主義を頼りに探究しています。

 

目 次〉  

序 章 旅の始まり

 銀杏祭 / ツキヒコ / 使命 / 円錐の図 / 本当の自分 / 旅立ちの前に / 高校最後の春    

第1章 高く登る ~ ゴーシャとフィヒテ

 海の見える大学 / ゴーシャ / さつきとの旅 / 心の探究 / 受講生二人 / 「苦」からの脱却 / 高次なる世界 / 光の世界へ                    

第2章 自然の観方 ~ クララとシェリング

 事件 / クララ / 永遠なるもの / 生き物の世界 / 群魂 / アニマの移動 / 妖精のはたらき / 動物の心                    

第3章 進化を観る ~ ウルルとウォーレス・今西錦司

 新しい講義 / 偶然の神 / ウルル / ウル / 見えない世界の進化論 / みすずの発表 / さつきの発表 / みすずとさつき             

第4章 未来に向かって ~ 日本から世界へ

 日本の自然観 / 西洋の動物観 / 自然観と農と食 / 日本の未来を建設する       

 

 

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