スピリチュアル自然学概論

生命を見つめる自然観の挑戦

 

 

単行本
ページ数:269
ページサイズ:四六判
出版社: 幸福の科学出版刊(2017/4/11)
定価:¥1,100+税


木村貴好(著)
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〈概 略〉  
幸福の科学教学として説かれている世界観、人間観、生命観の立場から、生物の世界、進化はどのように描くことができるのかを探究した一書。自然科学の一分野である生物学が明らかにしてきた真実の蓄積は、素晴らしい成果であり、これからも進展していくと思われる。ただ、自然科学は世界のすべてを解明できる手段ではない。一方、宗教が明らかにしてきた真理は、人間の魂や生物の霊性を含むものである。この両者の説く真実の融合を試みた書でもある。
 


 
 

 

目 次〉  

まえがき

序 章 「自然観」を転回するために

 ◆自然との邂逅

 手に乗ってきたスズメ /挨拶に来たネコ / 自然に包まれた経験

 ◆自然観の変遷 

 自然へのまなざし / 「生きている自然」という見方 / デカルトの二元論と自然科学 / 機械論的自然観の効能と限界 / 自然観の揺り戻し

 ◆「人間学」という入り口

 人間とは何か / 方法論をたずねて / 教育に必要な教え / 宗教教育の再考

 ◆人間精神の探究

 探究のための方法論 / 心の修行によって自然観も変わる / 神秘的な「煌めき」

第1章 生命論――エネルギーの流れと霊的構造

 ◆霊的自然観で見えてくるもの

 見えない世界の生命論 / 世界観の逆転 / 「動物霊」について / 「植物霊」について / 「群魂」という様式 / 動物を指導する「人霊」 / 自然霊の存在

 ◆霊的エネルギー論

 エネルギーとは / エネルギーの転化 / 生命体発生の原理とエネルギー

 ◆生命というシステム

 十次元意識の役割 / 「霊太陽」という存在 / 大宇宙の法則 / 生命の根源にあるもの

第2章 生物の世界――霊的自然観から見た「自然の構造」

 ◆父なる太陽・母なる大地

 生命の源 / 光合成とエネルギーの流れ / 地球が生み出す生存条件 / 物質循環

 ◆生態系―支え合う生物の姿

 栄養段階 / 生態ピラミッドと食物網 / 生物同士の関係性 ①捕食・寄生・共生 ②擬態 ③ニッチとすみ分け / 支え合う構造

 ◆「種」と「種社会」

 生物の分類 / 種とその主体性 / 「生物はすごい」

 ◆生物個体同士のコミュニケーション

 同種間の交信 / 子育て / 異種間の交信 / 生物の認識

 ◆生物の主体性

 動物同士・動物と人間との絆 / 植物の「認知」

第3章 生物の歴史――霊的自然観から見た「自然の歴史と進化論」

 ◆自然と歴史

 章のはじめに / 歴史は科学か / 時間の経過を知るには / 歴史の計画

 ◆生物の進化

 太古の地球史概説 / 生物の誕生 / 古生代 / 中生代・新生代 / 生物全体社会の発展 / 繁栄という方向性 / 進化という事実

 ◆進化論の見方

 ダーウィンの進化論 / 霊的進化論への導き / 進化をどう見るか

 ◆進化の法則を考える

 「進化」という法則 / 霊的な進化のしくみ / 生物進化を司る霊存在--小進化の要因① / 群魂と生物進化--小進化の要因②- / エネルギー論から見た生物進化--小進化の要因②- / 科学として扱うための提言

終 章 自然観から導かれるもの

 ◆改めて「自然観」を問う

 ◆農業などへの応用

 動植物の魂を前提とした農業 / 品種改良・育種 / 食―生命を頂くということ / 動物倫理

 ◆動植物とのかかわり

 ペットの意義 / ペットロスへの対処 / 自然に親しむ

 ◆現代の諸問題への視点

 環境論の是非 / 環境問題と自然観 / 生物の機能・構造の利用(バイオミメティクス) / 医学との融合

 ◆「人間観」の確立に戻って

 単に投げ出された存在ではない / 生き物・環境への感謝 / 信仰できることへの感謝

あとがき

 

 

 

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